『おとなインターン』OIU学生 小野紗矢香 × Fashion director & Art director 竹中祐司さん

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イベント
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  1. なぜ、竹中さんに会いたかったのか
  2. この仕事のやりがいとはなんですか?
  3. 楽しく働くために必要なことはなんですか?
  4. おもしろいおとなとはどんな人ですか?
  5. 取材を終えて

01 なぜ、竹中さんに会いたかったのか

竹中さんは、ファッション業界の中でバイヤー、トルソーなどをスタイリングし店内のレイアウトなどをするVMD、ファッションエディター、スタイリスト、ディレクターなど様々なお仕事を経験され、幅広い活躍をされています。固定概念にとらわれない強い意思や自分の個性・意見をしっかり持たれており、新たなフィールドを自ら切り開き、枠にとらわれないキャリアを築かれているところに魅力を感じました。また、私もファッションの世界で活躍したいという夢があり、将来目指す延長線上にいる竹中さんに楽しく働けるためのヒントをいただければいいなと思い、是非お会いしたいと思いました。

02 この仕事のやりがいとはなんですか?

これまでの人生のターニングポイントは大きく2つあると仰っていました。1つ目は大学卒業後からやってきたバイヤー職を捨てVOGUEに入社した際に業種が全く変わったことだそうです。全然違う世界だったけど、ファッションエディターとしてメディアの仕事を学んだことで服が作られてから、お店に並べられ、どのように雑誌に載るのかなどの流れを知ることができたと言われていました。2つ目はNYに渡航した際に人脈が広がり、仕事のレベルが上がったことだそうです。初めは英語力の乏しさを痛感し、日本人とのコミュニティを断ち切って海外の生活に切り替えようと努力されていたそうです。このような体験を人に話すと、「大変だったでしょ」とよく思われるが、実は楽しんでいると言われていました。自分が好きなことなら多少の苦労を当たり前だと思い、周りに流されない強い意思が大切だと感じました。

03 楽しく働くために必要なことはなんですか?

固定概念にとらわれない、自由なキャリアを築く上で、自分の中でベースを作ることが大事だとお話いただきました。そのためには自分の好きなビジュアルを写真に撮り、ファイルにしていくことと、何が「好き」で 「嫌い」か、「美しいもの」と「美しくないもの」ということをはっきりさせることが大事だそうです。常にかっこいいもの、美しいものを作りたいと思っておられる竹中さんご自身もこれまでにずっとこのことをされてきたそうです。このお話から自分軸を作り他人に左右されないキャリア形成において大事なことを学びました。

04 おもしろいおとなとはどんな人ですか?

竹中さんが考える、面白いおとなとは、「子供のような大人」です。好きなことを自由にでき、自分が好きな時に好きなことをやれるための環境作りをやっていけるのが面白いおとなだと言われていました。そのためには自分の中に自由にできるスペースを作ることが大事だと言われていました。竹中さんは好奇心を持ち続け常に新しいことに挑戦して周りの環境を自分のものにする人です。来年の今頃も同じことをしたくない、常にワクワクしたいので、常にいろんなことに挑戦しようと思っていると言われていました。これは、竹中さんがこれまで枠にとらわれないキャリアを築いてこられた理由だと思います。

05 取材を終えて

今回このような素晴らしい機会を得て、私にとって「働く大人の理想像」とも言える竹中祐司さんにお会いでき、お話を聞くことができてとても良かったと感じています。限られた時間があっという間に感じ、何度も竹中さんの世界観に圧倒されました。また、竹中さんから「しっかりとした自分の意見を持ち、それを人に伝えることの必要性」や「自分の中のベースを作ることの大事さ」を教えていただきました。これは、人とコミュニケーションを取ることが苦手な私にとって最大の学びとなりました。取材の中で印象的だったことは、「好奇心を持ち続け、常に新しいことに挑戦する」という竹中さんの前向きな姿勢です。これはファッション業界で巨匠とも呼ばれる方々とお仕事をされたこと、ファッションをベースに他業界にも飛び込んでいるというお話から感じました。人生は一度しかないので、いろんなことに挑戦していくうえで自分にしかない個性を100%表現でき、キラキラ輝ける、強くてカッコイイ大人になりたいと改めて思いました。

(グローバルビジネス学科3年次生 小野紗矢香)

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