宮本郁夫学長×「ひと・まち・つくる」プロジェクト スペシャル対談 - OIUは社会貢献のための活動を応援します!

「ひと・まち・つくる」プロジェクトメンバーと宮本学長が語り合う

Member

「ひと・まち・つくる」プロジェクトとは

プロジェクトに参加したきっかけは?

宮本学長 まずは「ひと・まち・つくる」プロジェクトに
参加したきっかけを教えてください。

山﨑さん 私は田中優先生のゼミに所属したことがきっかけです。
まちづくり活動に取り組むなかで、
先生から「ひと・まち・つくる」プロジェクトについて教えていただいて。

村田くん 僕もそうですね。地域活性化に興味を抱き田中ゼミに入ったところ、
挑戦してみないかと声をかけていただき、
自分の成長にもつながればと参加しました。

佐藤くん 僕は高校時代あまり活動的でなかった分、大学4年間は濃く過ごそうと、
忙しそうなこのプロジェクトを選びました。
予想以上に忙しかったですが(笑)、おかげでとても充実しています。

宮本学長 そのチャレンジ精神は素晴らしいですね。
何事も体験することが大切です。

後藤くん 僕は夏休み前に参加した菅原東校区の夏祭りでの活動が面白くて。
毎週土曜には菅原東小学校で子どもたちに勉強を教えたり
一緒に遊んだりする寺子屋活動をしているのですが、
子どもが好きなので、そのふれあいも魅力的でした。

上野さん 私は今年1月からの参加なのですが、プロジェクトの存在は
「地域協働センター」から教えてもらい、説明会を聞いて興味を持ちました。
「こういう活動ができるなら、4年間どれだけ楽しくなるんだろう!」って。

宮本学長 このプロジェクトなら、楽しい交流がたくさん体験できますからね。
私は3年前にこの大学へ来たときから、国際交流、地域交流、クラブ活動、
この3つを柱に深く広く学んでほしいと願っていました。
なかでも地域交流は学外の人たちと継続的に関われ、
大きな成長につながると考えています。

どのようにプロジェクトに関わっていますか?

宮本学長 プロジェクトにはどういう姿勢で
関わっていますか?

山﨑さん 私は活動に参加したのが3年次の秋ごろと遅かったので、
まずは「知る」ことを徹底しました。代表というポジジョンを任せてもらった
今でも、常にみんなと同じ立場で歩んでいこうという気持ちで関わっています。

湯川くん 僕は逆に、1年次から活動してきたので、どういう行事があるか、
誰とどう関わっているかなどをみんなに伝えて、
よりスムーズに活動が行えるように努力しています。

吉本くん 僕も1年次から入っていたんですが、そのときはただ先輩の指示に
従うだけだったので、2年次に一度やめてしまったんですよ。
でも離れることで、地域のために尽くす活動の素晴らしさを再認識し、
3年次にまた戻ってきたんです。それからは自ら考えて行動することの
大切さに気づき、今は主体的に関わっています。

宮本学長 そういう経験も大切ですよ。自分を客観視することで
見えてくることもありますからね。それぞれ役割分担もしているんですよね。

村田くん 僕は主に南山城村新聞を担当し、毎月発行しています。
僕たちが村とどう関わっているのか、もっと一緒にできることがないか、
村の皆さんに少しでも知ってもらいたくて創刊しました。

佐藤くん 僕は活動内容をホームページでお知らせする
役割をメインで担っています。

宮本学長 みなさんの活動は、ホームページでよく見ていますよ。
幅広く活躍していて素晴らしいです。

佐藤くん ありがとうございます! プロジェクトに入ってから本当に、
今まででは考えられないような経験がたくさんできています。

「薫笑庵」での取り組みについて教えてください。

宮本学長 「薫笑庵」ができてから、
いろいろな活動を実施していますね。

吉本くん はい。昨年11月末に、同じく地域づくり活動で関わっていた
滋賀県近江八幡市武佐地区の人たちを招いて、
1泊2日のプランを体験していただきました。

山﨑さん 月ヶ瀬のカフェでお茶をして、高山ダムの見学やしいたけ狩りをしたあと、
「薫笑庵」で陶芸をしていただき、夜には村の人たちとの交流会を
開きました。交通面などの課題も見つかりましたが、
感想としてはとても評判が良く、喜んでいただけました。

上野さん 1月の連休には留学生たちと村の祭事「とんど焼き」に参加し、
「薫笑庵」で村の人たちとお餅つきもして。普通に大学生活をしていては
関わることのできない方々との交流が新鮮で楽しく、とても感激しました。

後藤くん その後も、大阪府枚方市の菅原東小学校の子どもたちを
「薫笑庵」に案内して、クラフト体験を行うなどしています。

湯川くん 田植えや稲刈り、茶摘みなどを、村の人たちと交流しながら
体験してもらっています。せっかく拠点ができたので、
今後は宿泊体験も展開できたらと。

宮本学長 留学生にとっても子どもたちにとっても、日本の農村文化の良い体験に
なりますからね。みんなに経験してほしいぐらいです。

佐藤くん 村の人たちをはじめ、留学生や子どもたちとの交流をする際にも、
拠点ができたことは本当に大きいです。これまで日帰りせざるを
得なかったのが、宿泊できるようになり、村の人たちと今まで以上に
時間をかけ、じっくりとコミュニケーションをとることができています。

感じたことや学んだことは?

宮本学長 地域の方々とふれあうことで、
感じたことや学んだことはありますか?

山﨑さん 南山城村の皆さんは、お互いのことをとてもよく知っていて、
私の住む地域とは全く違います。都会とは違って、
人と人とのつながりが本当に強いと感じました。

後藤くん 風土や習慣も全然違うんですよね。それを理解することで
コミュニケーションがとれ、人の輪が広がっていく。
まずは信頼関係を築くことが大切だと痛感しました。

吉本くん そのためには自分から積極的に話しかけることが大事。
活動前は、学生相手だからと距離を置かれるかと思っていたんですが、
こちらが真剣に考えて歩み寄っていくと、
村の人たちも歩み寄ってくれることを体感しています。

宮本学長 学生時代から地域で人との関わりを経験することは、とても大きい。
何事もすべて、人と人との関わりですからね。

上野さん 「ひと・まち・つくる」プロジェクトに関わってくださる
地域のみなさんは、とても優しくて温かいんですよね。
活動を理解し、一緒により良くしようと考えてくださっているのを
強く感じました。それもひとえに、歴代の先輩方が、
信頼関係を築いてくださっていたからだと思います。

村田くん 多くの人たちと関わりを持つことは、自分の視野を広げることに
つながります。人生の先輩方ばかりなので、何気ない会話からも
生きる知恵を教わっています。

宮本学長 教室では学べないことばかりですね。環境も世代も違う人たちと
密に語り合うことで、得られるものはたくさんありますよ。

このプロジェクトの今後について。

宮本学長 4年生が卒業後、
今後の活動はどうしていきたいですか?

佐藤くん まずはマンパワーが必要です。もっと多くの仲間に参加してもらいたい。
「薫笑庵」ができたことで活動の可能性も広がったので、
しっかり役割分担をして、優先順位の高いものから実現していきたいです。

上野さん 私が「面白そう!」と感じて飛び込んだように、プロジェクトの良さを
周りの学生にも伝えていきたいです。
「ひと・まち~」の取り組みを楽しみにしている子どもたちや
村の人たちも多いので、活動の質を落とさず継続できるよう努力します。

後藤くん 今まで先輩方が築き上げてきた人間関係を守りつつ、
さらにネットワークを広げていきたい。地域間交流や文化体験など、
イベントやツアーの質をもっと向上させ、南山城村に移住者や観光客を
増やし、地域全体を活性化させたいです!

宮本学長 そのためにも「薫笑庵」をベースに、村の人たちと
より深く関わり合っていくことが大切ですね。
今後は国際観光学科と連携して新たな展開に進むのも面白いかと思います。

上野さん ぜひ実現させたいです!

この経験をどのように役立てたいですか?

宮本学長 卒業を控えたみなさんは、
これまでの経験をどう捉えていますか?

湯川くん 先輩方からプロジェクトでの経験は社会に出てから生きてくると言われて、
とても楽しみにしているんですよね。実際、すでに就職先の
研修旅行があったんですが、以前はとても人見知りだったのに、
どんな話題でも返せるようになっていたんですよ。

宮本学長 組織に入ったら明るく元気なことが肝要。それで道が開けます。
人との距離をすぐに縮められるというのは、大きな武器になりますよ。

山﨑さん 私も就職先での研修が始まっているんですが、初めて会う人たちに対して、
相手のことを知る会話が普通にできていたことに気がつきました。
この活動を通して人と親しくなるには、まずは相手のことを知ることが
とても大切だと学んだおかげです。

吉本くん 活動を通じて、自分の意見を持ちつつも、相手の話に耳を傾け、
自分の考えに固執せず対応できるようになってきました。
この柔軟性を、仕事でも忘れないようにしようと思っています。

宮本学長 “聴く力”も大切ですね。人の意見をしっかり聴いて、否定するのではなく、
自分の意見もきちんと言う。その繰り返しで人は成長していきます。

村田くん 成功だけでなく失敗から学んで成長できることも多かったです。
経験したことを振り返り、次につなげるという作業を、
社会に出てからも続けていきたいと思います。

宮本学長 “Plan・Do・Check・Actionを繰り返すPDCAサイクルは、
どんな仕事をするうえでも重要です。計画・実行までは誰でもやりますが、
大事なのは反省・改善。できなかったら、なぜできなかったかを
次の計画・実行に生かしてください。
みなさん本当に、書物からだけでは学べない勉強をしているようですね。
頭だけでなく自分の身体も使った体験型の学びは、
生涯にわたり生きてくる貴重な血肉になるもの。
プロジェクトを通じて培った人間力は、今後の人生に必ず役立ちますよ。

OIUは社会貢献のための活動を応援します!