1. なぜ、その人に会いたかったのか?
  2. この仕事のやりがいとはなんですか?
  3. 楽しく働くために必要なことはなんですか?
  4. 面白いおとなとはどんな人ですか?
  5. 取材を終えて

01 なぜ、その人に会いたかったのか?

私自身、アルバイトで接客業をしておりその中で接客のプロがどのような接客をしているのかを知りたかったため

02 この仕事のやりがいとはなんですか?

バレンタインデーとホワイトデーのチョコレート屋さんはとても忙しいからその忙しい期間を一緒に乗り越えたスタッフとお疲れ様と会話を交わした時に一番達成感を感じるとおっしゃっていました。また、夏場でもよく来てくれる常連のお客様が「新商品入ったね」とお話をするためにお店に顔を出してくれたり、久しぶりに来店されたお客様が「商品変わったね」と言ってくれたりなど、色々なお客様に会えるのが仕事をしている上で楽しいことだそうです。チョコレート屋さんで働いたからこそ今まで知らなかったチョコレートの奥深さを知ることができたことも良かったとのことでした。
私自身が普段からアルバイトで接客業をしていることもあって、中島さんの接客を受けたことで、どのように接客をしたらお客様が喜んでもらえるのかを肌で感じることができました。具体的には、接客を通して今まで知らなかったチョコレートの奥深さを教えていただき、甘いものが苦手な私でも「これは食べてみたい」と思ってしまうほどでした。お客様のニーズを引き出しそれに合ったものを提案することが大事だとはわかっているつもりでしたが、自然な会話の中、楽しく話す中で最後にはよりよいものに導かれ提案された所にすごさを感じました。その他にも、少人数でお店を回しているからこそ一緒に働くスタッフ同士の連携・仲間意識が大切なことや、お客様に厳しい意見をいただいた際の対応(真摯に受け止める部分と受け流す技術)など参考になる点がたくさんありました。

03 楽しく働くために必要なことはなんですか?

休むときは休む、発散するときは発散する、仕事をするときは仕事をする、必ずオンとオフを分けるようにしているそうです。このように分けることで仕事が楽しくなり、余裕を持って仕事ができるとおっしゃっていました。また、一緒に働いている方との人間関係を大事にし、コミュニケーションを大切にすることもおっしゃっていました。コミュニケーションを大切にしようと思ったきっかけを聞くと、中島さんがアルバイトとして働いている時に、夏場はスタッフ1人でお店を回していて、時間になると交代という形だったので、報連相がとりにくく、引き継ぎノートで引き継ぎをしていると細かいところまで引き継ぐことが出来ないことが多かったため、中島さん自身が社員になってみんなとコミュニケーションを取ることができる環境を作ったそうです。また接客という部分では、話を聞くこと、理解をすること、お客様が常に何を求めているのかを考えることがクイズみたいで楽しいとおっしゃっていました。お客様が実際に買われた商品と、予想した商品の答え合わせを自分の中ですることによりお客様を接客する上でのテキストになるとお話しされていました。仕事の中にもゲーム性を持たせて自分なりに楽しみながら仕事をする工夫が大事なんだと思いました。

04 面白いおとなとはどんな人ですか?

仕事にも、プライベートにも積極的に行動できる人です。中島さんが憧れているいる友人の女性は、プロデューサーをされているそうです。すごく仕事は大変だけれども休みの日はしっかり休みつつ、ストレス発散をするために遊ぶ方だと話されていました。いろんなことを経験することが好きだからこそ休みの日もただゆっくり過ごすだけでなく、外に出て自分の知見を広め、興味のあることには行動的になれる方だそうです。他には、話していてもどんな話題でもついていけるそうで聞き役にもなれる方だとお話しされていました。そのような人はかっこいいと思うとおっしゃっていました。私自身、休みの日は、ずっと家にいるタイプで中島さんの憧れている方はストレス発散のために外に出るということだったので、試しに私も休みの日には、外に出て行動することにチャレンジしようと思いました。外に出ることで、たくさんの知識などを得ることができるので、自分にプラスになることなので、できるだけ行動していきたいなと思いました。

05 取材を終えて

中島さんに会うまでは、何を聞こうかなどとても悩んでいました。いざ、会うとMAMANO CHOCOLATEさんのホームページに載っている中島さんのインタビュー記事から感じられる印象以上にとても話しやすかったです。私が、話に詰まってしまうと中島さんから話題を振ってくださりとてもいろいろな話をすることができました。私自身甘いものがそこまで得意というわけでもなく私なんかがチョコレート屋さんで働いている中島さんにインタビューをしてもいいものなのかと思っていました。ですが、実際にお店に行き接客をしてもらいチョコレートを試食させてもらうと甘いものがそんなに得意でない私に合うチョコレートをおすすめしてくださいました。中島さんの接客を実際に受けてみて私自身も中島さんのファンになりました。中島さんの接客を実際に受けて私が感じたことは、お客様の目を見て接客することが大切だと感じました。そう感じた理由は、目を見て接客されたときに私がどういう商品が好みなのかをきちんと知ろうとしてくださっている感じが伝わったからです。私もこのような接客スキルを身につけ現在しているアルバイトや就職後に活かしていきたいと思いました。私自身、人に自分の弱みを見せることが苦手ということを中島さんにお話しすると自分自身が頼られて嬉しいと感じるのならば、もっと周りを頼ってみてもいいんじゃないとアドバイスをくださいました。他には、中島さんの接客を体験して、私の今の接客方法にプラスして、どのように接客したらいいのかなども知ることができました。

(ライフデザイン学科 2年次生 今西 菜月)

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