- なぜ、その人に会いたかったのか?
- この仕事のやりがいとはなんですか?
- 楽しく働くために必要なことはなんですか?
- 面白いおとなとはどんな人ですか?
- 取材を終えて
01 なぜ、その人に会いたかったのか?
私は、中学生の時から人の役に立てる仕事に就きたいと思っていました。就職活動の中で、将来私はどのように働きたいかを考えた時に、子育てと仕事を両立できるような働き方を目指したいと思いました。
結婚し育児に専念するために専業主婦を経て、Lively社を起業した岡さんに話を聞いてみたいと思ったため。
02 この仕事のやりがいとはなんですか?
コミュニケーションで人が変わることを実感したときです。岡さんは自分の会話に価値があったり、コンサルができるわけでもないし、占いができるわけではないのに目の前で話を聞いて受け止めるだけで感謝されて、人が良くなっていくのを見た時にまずやりがいを感じるとおっしゃっていました。
サービスの中では「聞き手として働きたい人」と「話を聞いて欲しい人」の両方がいます。話を聞いてもらった人から「すごい良かった」「感動しました」という感想をいただいたり、そのような瞬間に出会えた聞き手の人たちが喜ぶ姿を見て、岡さんは役に立ったとやりがいを感じるそうです。
この話を聞いて私は、お客様に喜んでもらうことは自分自身の喜びに繋がるということに気づきました。これから私が仕事をしていく上でも大事にしていきたい考え方だと思いました。
03 楽しく働くために必要なことはなんですか?
一つ目は、少しずつでもできることを増やすことです。最初はやっぱりできないことの方が多いけれど、できることが増えてくると仕事の中での見える景色が変わっていき、さらに新しい人ともどんどん出会えて色々な視点や知見を持った人の話を聞くことができるということです。
二つ目は、一人の時間をしっかり作ることです。食材を買って、料理を無心に作っているときの時間やカフェと併設している本屋さんに行って、コーヒーを飲みながら自分の好きな本を読む時間が好きだとおっしゃっていました。
三つ目は、できないことを認めて周りの人に助けてもらうことです。岡さんには事業の相談をしていたビジネスパートナーがいて、その人は働き方・家族・趣味すべて大切にしていて「楽しく生きようよ」という考えをもっている方です。その方のおかげで最初の一歩を踏み出そうと思ったそうです。
04 面白いおとなとはどんな人ですか?
自分のやりたいことを見つけて行動している人です。岡さんは子育てを経て、新しいことに挑戦するとなった時に、ITの知識も持っていないし、経営や事業開発もしたことがない、人を雇った経験もない、全く未知の世界だけど、周りの人の力を借りながら一歩踏み出してチャレンジされていました。それは、岡さん自身の周りに「自分のやりたいことを見つけ行動している人」がいて、その人の考え方や行動力に影響を受けたからだとおっしゃっていました。私だったら、岡さんみたいに第一歩が踏み出せないと思います。でも今回、岡さんの話をきいて挑戦することは大事だなと思いました。小さい大きいに関係なく、挑戦することは誰でも勇気がいると思います。ひとりで不安だったら周りの人に頼って頼りまくることだってできるということを岡さんの話を聞いて知りました。私はこれから少しでも興味を持ったら恐れずに色々なことに挑戦してみようと思います。
05 取材を終えて
岡さんに会う前はとても緊張していたけれど、実際に会ったら岡さんから話してくれたり岡さんの雰囲気が柔らかくて自分からも話しかけやすく趣味など共通点もあったため、取材していくうちにだんだん緊張がほぐれていってとてもいい時間になりました。おとなインターンに挑戦すると決めて会いたい大人を探すときのテーマが「働く上で大切だと思うコミュニケーション力の価値や育児をしながら生き生きと働いている方」で岡さんは本当にピッタリの方でした。私が特に印象的だったのは、「コミュニケーションは愛情を表現するもの」という岡さんの言葉です。私は、コミュニケーションが愛情だなんて思ったことがなくて、「コミュニケーションがないと成り立たない」私はそういう感じでしか捉えていなかったです。でも岡さんは、「相手を、存在を承認するものだからコミュニケーションは愛だと思っています。」とおっしゃっていたのがとてもかっこいいなと思いました。それくらい一つ一つのコミュニケーションを大切にしているのが伝わりました。岡さんの子育てのお話を聞けてかわいい娘さんなのもわかったし、娘さんが岡さんのこと大好きなのがわかりました。そんな岡さんの子育ての話を聞いて、これから子育てするのが大変なときもあるだろうけれどすごく楽しみになりました。今回の取材で、もしこれからつまずいても道はたくさんあるということを岡さんの話を聞いて思いました。今は就職が決まって上手くいっていても将来、何が起きるかわからないけど岡さんみたいに一歩踏み出して行動したいです。このおとなインターンでは、経験してないことをたくさん体験することができて本当に良かったです。
(ライフデザイン学科 2年次生 進藤 咲良)
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