- なぜ、その人に会いたかったのか?
- この仕事のやりがいとはなんですか?
- 楽しく働くために必要なことはなんですか?
- 面白いおとなとはどんな人ですか?
- 取材を終えて
01 なぜ、その人に会いたかったのか?
人材開発の仕事に携わり、子育てと仕事を両立しながら社内でワーキングマザーのコミュニティをつくるだけでなく社外に出て色んな人と交流を広げるなどの行動力に憧れたからです。また、社会で活躍している、特に仕事と子育てを両立している女性に日本企業で働くことについて聞いてみたかったからです。
02 この仕事のやりがいとはなんですか?
社内で同じような悩みを持つ社員同士が悩みを共有する場をつくることで、お互いに良い影響を与え合い、周囲の人を元気づけることがやりがいだとおっしゃっていました。特に育児と仕事の悩みについては同じように悩む社員さんが周りにおり、自分一人で悩んでいた時には深刻に考えていたことでも、悩みを共有することでアドバイスをもらえたりお互いの意見を参考にすることができ気持ちが軽くなるとお話していました。宮下さん自身人と関わることが好きで、同じ悩みを共有する場をつくるだけでなく、その場に参加することがとても楽しいとお話していました。
03 楽しく働くために必要なことはなんですか?
仕事をする中で大変なことや辛いことも多いけれど、その中でも楽しいことを見つける努力をすることが大事だと仰っていました。また、辛いときに一人で悩んでしまうと視野が狭まりがちになるので、できるだけたくさんの人に相談をして、その話の中から自分ができることは参考にして自分だけのやり方を見つけていくことが重要だと話していました。他にも、必ずしもみんなが同じようなやり方で、同じようなリーダーを目指す必要はなく、自分ができることも生かしながら会社に貢献していくことも、多様化が進んでいく社会の中では必要になっていると話していました。
04 面白いおとなとはどんな人ですか?
楽しくいきいきと働いている人が面白いおとなだと仰っていました。企業で働くということは、楽しいことばかりではないがそのような状況でも楽しいことを見つける努力をする必要があるとお話していました。楽しくいきいきと働いている人は、周りからも魅力的な人に見えるし、憧れの存在にもなるとお話していました。働く上で大変だと感じることは絶対にあると覚悟した上で、大変なことの中でも前向きに楽しいことを見つけるように心がけることは自分にとっても良いことであり、周りの人にも良い影響を与えるということがお話を聞いて分かりました。
05 取材を終えて
4月から社会人になるので、これから社会に出る上で不安だった気持ちを宮下さんのお話を聞いて和らげることが出来ました。取材前にもインターネットなどから仕事と子育ての両立が難しいということをなんとなくは知っていましたが、それをどう乗り越えてきたのか直接お話を聞く機会が今まであまりなかったのでとても学びになりました。仕事をする上でも子育てをする上でも、自分の悩みを相談出来るような人が周囲にいることがとても大事だと知ることができたので、これから先悩み事ができたときは自分一人で抱え込まず、人に相談する勇気を持とうと思いました。また、子どもが生まれても、自分の人生を大事にする選択を選べるように自分のなりたい像をしっかり考えていきたいと思いました。しかし、憧れる人になりたい、と思うのではなく、憧れる人の憧れる部分や自分がマネできる部分をピックアップして、自分の個性も大事に残しながらどういう自分になっていきたいか模索していこうと思いました。今は未知な部分が多く、実際の難しさを理解することはできていないと感じましたが、困難にぶつかった時の対処法を、実際に経験を積んできた人生の先輩方に学ぶことができたので、今後は学んだことを行動に移せるようにしたいと思いました。今回の取材を通して、宮下さんのように楽しそうにいきいきと働く女性になりたいとますます思うようになりました。
(経営学科 4年次生 川満 千尋)
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