『おとなインターン』OIU学生粟津 銀之佑×株式会社コーチ・エィ 鈴木 義幸さん

  1. なぜ、その人に会いたかったのか?
  2. リーダーシップとはどのようなものか?
  3. 楽しく働くために必要なことはなんですか?
  4. 面白いおとなとはどんな人ですか?
  5. 取材を終えて

01 なぜ、その人に会いたかったのか?

鈴木さんの書かれた「リーダーが身につけたい25のこと」を読んで自分の考えが広がったので、このような考え方をしている鈴木さんの話を聞くことで、将来に向けて楽しく働くヒントが見つかると思ったから。

02 リーダーシップとはどのようなものか?

鈴木さんにとってのリーダーとは、相手に行動の意味を持たせることのできる人物だそうです。ただ上から「命令」しているだけでは、部下は自発性を失い自ら楽しんで仕事をすることができなくなってしまい、最終的には組織として機能不全を起こす可能性がある。リーダーの働きかけの中で、なぜその仕事をしなければならないのか、仕事をすることでどうなるのか等、意味を考えさせ理解させることができる。つまりは仕事に意味をもたせることができれば、それぞれに責任感が生まれ、主体的な動き・コミュニケーションが増える。
私も将来管理職になる時は相手に意味を持たせることができるリーダーになりたいと感じました。

03 楽しく働くために必要なことはなんですか?

楽しく働くために必要なのは「条件では無い」ということでした。自分で「どう楽しむか」を考えることが大切だそうです。例えば、仲のいい同僚が居るから楽しいでは、その同僚が居なくなったら、つまり条件が変わってしまうと楽しくなくなってしまう。そのようなことにならないように、自分がその仕事に対してどのように楽しさを見出すかが大切だそうです。1つのことに楽しさを見出すよりも色々な方向に楽しさはあると考えられます。どう楽しむかを考えることが楽しい時間だという捉え方もでき、試行錯誤し続けることが楽しむためのコツになっているそうです。

04 面白いおとなとはどんな人ですか?

「1つの考え方に囚われていない大人」が面白い大人かもしれないそうです。楽しむという観点にも繋がるような回答でした。自分の考えややり方で成功してしまうとどうしても、その考えに固執してしまうことがよくあると思います。しかしそうではなく、今回はそのやり方だったが、次は違うやり方を試そうとする人は成功もするし、楽しんで仕事をしている。そう考えさせてくれるような回答でした。
このようなコメントも頂きました。「座右の銘は大事ですが、いつも絶対正しいことはないので、座右の銘は、どんどん変えて良いと思うんです。「座右の銘は変えて良い」というのが座右の銘かもしれませんが。そういう大人は、結構面白いと思います。」
自由な考え方や発想を持っている人が面白く楽しく働いているような人なのだと感じました。

05 取材を終えて

働く上で「楽しむ」ということが鈴木さんの話を聞いて明確になりました。振り返ると私も初めは「条件」で楽しむような考え方でした。例えばアルバイトでは、バイトリーダーをしているから楽しいと考えていたが、では私が今働いているアルバイトでリーダーではなくなったら楽しくないのかと聞かれると私は楽しいと答えると思います。それは、アルバイトの条件がいいから楽しいのではなく、自分で考えながら接客をしたりシステムを変えられることができるからです。そのように考えると私は普段から試行錯誤しながらも、働くことに楽しさを感じているのだと気づきました。社会人になって働く時、楽しむチャンスはいつだって自分次第で、ただ指示を待つのではなく置かれた環境で試行錯誤できる人でありたいなと感じました。

質問の文章を考えたり、会いたい理由をしっかりと言語化したりする過程も非常に楽しく、鈴木さんにインタビューをするということ以外にも自分を成長させてくれるような企画でした。

(心理コミュニケーション学科 3年次生 粟津 銀之佑)

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