『おとなインターン』OIU学生粉川拓大×株式会社 今治.夢スポーツ 中島啓太さん

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イベント
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  1. なぜ、中島さんに会いたかったのか
  2. この仕事のやりがいとはなんですか?
  3. 楽しく働くために必要なことはなんですか?
  4. おもしろいおとなとはどんな人ですか?
  5. 取材を終えて

01 なぜ、中島さんに会いたかったのか

私はスポーツクラブの経営に興味があり、Twitterでご自身が経営に関わられているサッカークラブの情報を発信していた中島さんの存在を知りました。前職の外資系コンサルタントの会社から現在の職に転職された際、「憧れの人のもとで仕事がしたい」という記事を拝見しました。そこから、人との出会いを大切にされ、その出会いが運命だと感じることのできる大人であると思いました。単なる仕事に対する心構えだけでなく、人生に対するヒントも得られると思いお会いしたいと思いました。

02 この仕事のやりがいとはなんですか?

仕事にやりがいを感じる時はありますか?との質問に対して中島さんは、やりがいというものはないが、生きがいの中に仕事がある。という事をおっしゃっていました。私は、仕事に対してのやりがいと生きがいは別枠だと考えていたので、この言葉には正直驚きました。それとともに、自分の軸がしっかりしているからこそ、このように考えられるのではないかと思います。お話を進めていく中で、見ず知らずの人と喜怒哀楽を共有することを通じて、幸せを分かち合える体験を生み出すこと。そういう空間を作り出せる居場所(スタジアム)を作りたいとおっしゃっていました。現在、働かれている企業の理念に、「次世代のため、物の豊かさより心の豊かさを大切にする社会創りに貢献する」というものがあります。中島さんの生きがいは、まさにこのことを大切にしているのではないかと思いました。

03 楽しく働くために必要なことはなんですか?

インタビューをしていく中で、中島さんは後悔のないような生き方をしている方だなと思うようになりました。それには、「失敗という考えがない」という中島さんの考えが、深く関わっています。周りからは、失敗だと思われるようなことも、今後の自分を構成していく上で必要なことであるから、失敗ではなく必要なことであるとおっしゃていました。その点が、後悔のない生き方をしている、と感じた理由です。また、チャンスが転がってきた時や一緒に働きたいという方が現れた時に、いかに人生のターニングポイントだと思い、何が何でも掴み取ろうとするかが大切なんだと思います。運命を運命だと感じ、それを「信じる力」がないと見落としてしまうかもしれないという言葉が印象に残っています。それが自然と中島さんが充実して働けている秘訣に繋がっているのではないかと思います。

04 おもしろいおとなとはどんな人ですか?

中島さんにとっておもしろい大人とは、岡田武史さんと中田英寿さんを挙げられました。
どちらの方にも共通している事として、感情のままに生きることをできる人が、おもしろい人間であるとおっしゃっておられました。感情をしっかり出せる人は、裏表がない人間で自分が生きたいように行動しているのではないかと思います。私も、素の感情を周りに出すのはあまり得意ではなかったので、その言葉は響きました。また、そういう方は美しい人間でもあるとも言われていました。それは、自分を包み隠さずに生き、他人に影響を与えられる人が、中島さんにとって、美しい人間にうつったのではないかと思います。

05 取材を終えて

今回のおとなインターンを通じて、普通では体験できないことを経験できました。
インタビューの中で、「失敗というものはなく、これからのために必要なことである」という言葉が心に残っています。私も、過去にさまざまな失敗経験をしてきて、当時は失敗だと思っていたことも、必ずその失敗が今に生かされていて、全ての出来事に意味があったのだと考え直すことができるようになりました。これから、起こる出来事に対しても、自身の成長過程で必要なことだと思います。

また、このプロジェクトを通じて、自分自身を知る良い機会にもなりました。
私は、よく周りの空気を読んで合わせたりする人間なので、ふと発した言葉は本当に本心なのかを考えてしまうことがあり、自分を見失ってしまうことが多々ありました。
それを改善していくためにも、もっと素直に感情表現していこうと思います。

そう感じた理由として、「自分の道は自分で決める」というアドバイスをもらい、私の人生なので、後悔のないよう生きていきたいと考えたので、ありのままの私を表現していきたいと考えました。また、その私を理解してくれるような人を信じ、信じられるような大人になっていきたいです。

最後に、おとなインターン前後の心の変化として「就職についての考え方」が大きく変わりました。
今までは、内定=ゴールだと考えていました。しかし、目標をそこに設定してしまうと、社会人になった後、思い描いていた理想と現実との間にギャップが生じた時に踏ん張れる理由が少ないため、投げ出してしまう可能性が高いと思います。私の思う、カッコイイ大人は、何十年後をも見据えて行動できる人です。

自分の人生についてプランを立て、逆算して行動ができれば、試練が訪れた時にも、その過程だと信じることができるため、ある程度の人生設計をしている、していないでは考え方が大きく変わってくると思います。                     その上で、中島さんへのインタビューを通して学んだことをこれからの自分の人生に取り入れ、挑戦し続けられる大人を目指してがんばります。

(経営学科 2年次生 粉川 拓大)

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▽おとなインターン スペシャルサイト
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