『おとなインターン』OIU学生 添郷将史 ×元フードロス・チャレンジ・プロジェクト代表 大軒恵美子さん
- なぜ、大軒さんに会いたかったのか
- この仕事のやりがいとはなんですか?
- 楽しく働くために必要なことはなんですか?
- おもしろいおとなとはどんな人ですか?
- 取材を終えて
01 なぜ、大軒さんに会いたかったのか
私は「リーダー」に強い憧れを持っており、特に社会問題を解決することが出来る人になるという目標があります。世の中にはさまざまなリーダーが存在しますが、大軒さんのように主体性を持って大きなプロジェクトを立ち上げた方は少ないです。また、大軒さんは「食」という私たちの一番身近で難しい問題に取り組んでおられるところに惹かれ、お会いしたいと思いました。私も取材を通して、人にとってより良い未来を創ることが出来るかっこいい大人になりたいです。
02 この仕事のやりがいとはなんですか?
大軒さんが考える、「会社が欲しくなる学生」とは、やりたいことがはっきりしている学生だそうです。また、現在大軒さんが夫婦で経営している株式会社a.school(エイスクール)では、自分の頭で考え、論理的な思考が出来る人材を求めているようです。小学生や中学生の見本になれる人材が必要という教育に携わる会社ならではのニーズも伺うことが出来ました。自分の行動に目的があり、責任を持てる学生は少なく、そのような学生は、会社側からすればぜひ来て欲しいとのことでした。学生の「やりたい」と会社の「やりたい」が一致すれば、そこが理想であるとお話いただきました。
03 楽しく働くために必要なことはなんですか?
大軒さんが考える、楽しく働くために必要なこととは「がむしゃら」になれることであるとおしゃっていました。すなわち、やりたいことに対して主体的になりきれること。さまざまな課題を解決して、最後に結果を振り返った時に、達成感と共に楽しかったと感じると教えてくださいました。「プロジェクトでは、自分の出来ることをしっかり把握して、役割をはっきりさせる。周りに支えられていることに感謝し、それぞれのプロフェッショナルと役割をきっちり果たす。人と関わる時に仕事の喜びをもっと感じることが出来るよ。」とお話いただきました。
04 おもしろいおとなとはどんな人ですか?
大軒さんが考える、面白いおとなとは、「働く」と「生きる」境界線がなく、四六時中夢中になれる何かを持っている人だそうです。大軒さんがおっしゃるには、社会にはさまざまな面白いおとながおられるそうですが、共通していることは仕事を楽しんでいるおとなだそうです。会社の仕事だからやらされるというものではなく、自分のやりたいことを見つけられているおとな。それを生活の一部に出来るおとなになりたいと大軒さんは仰っていました。
05 取材を終えて
大軒さんに直接インタビューが出来て本当によかったと感じています。というのも、大学3年生になり、就活を考えていく中で、他の優れた人たちと比べると自分という存在はとても小さいものだと自信をなくしていた時期がありました。しかし、メディアでふと見つけた、大軒さんが代表として実行しておられる「食」に関する事業に感銘を受け、再び能動的に様々なことに挑戦してみようと前向きになれました。
大軒さんとお話を直接させていただき、更に希望を持つことが出来たと感じています。実際にお会いすると、とても気さくな方で仕事や就活以外の私の漠然とした不安などの悩みまで相談をさせていただきました。
「仕事って楽しくなさそうだな。個性ってなんだろう。」そういった不安を、大軒さんの現実を踏まえたアドバイスで拭い、自分の将来像を持つことが出来るようになったと感じています。しかし、これからは教えられて学ぶだけではなく、「自分で考える」という大軒さんのモットーと同じように自分で感じて、考える、主体的でかっこいい大人になっていこうと思いました。
今回のおとなインターンで学んだことを出来るだけ多くの学生に共有し、お話いただいたことを良い連鎖にして繋げていきたいです。また自分自身も、大軒さんへのインタビューを通して学んだことをこれからの自分の人生に取り入れ、より良い大人になり続け、様々なことに挑戦していきたいです。
(グローバルビジネス学科3年次生 添郷将史)
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