『おとなインターン』OIU学生 今村友香 × 石川県羽咋市 妙法寺・僧侶 高野誠鮮さん
- なぜ、高野さんに会いたかったのか
- この仕事のやりがいとはなんですか?
- 楽しく働くために必要なことはなんですか?
- おもしろいおとなとはどんな人ですか?
- 取材を終えて
01 なぜ、高野さんに会いたかったのか
誰に会いたいか調べていた時、「ローマ教皇に米を食べさせた男」という文字が目にとまり、高野さんを知りました。その後、インタビュー記事や著書を読んでいく中で、高野さんの行動力やその企画力に感銘を受け、会いたいと思いました。
02 この仕事のやりがいとはなんですか?
今回のインタビューを通して、高野さんは自身が行ってきた仕事の中で、人ができないことをする楽しみがある、とおっしゃっていました。他の人が思いつかないこと、思いついてもどうせ無理だろうと思うようなことにも挑戦していくことで、やりがいが生まれるのではないかと思いました。また、高野さんは”やる気”と”本気”は違う、本気の人はとっくに行動に移しているともおっしゃっていました。やる気があっても行動に移さなければ本気ではない、本気で物事に取り組むことで自分の周りの人に喜んでもらえたり、現状を変えることが出来るのではないかと思いました。
03 楽しく働くために必要なことはなんですか?
高野さんにインタビューしていく中で、私は楽しく働くために必要なことは自分で面白くする、楽しくすることなのだと思いました。自分にとって理想的な会社などなかなか存在せず、自分の入った会社、おかれた環境でいかに楽しむのかということが大切だと感じました。また、そこに自分のしたいことがないのならば、自分で作りだせばいいのだともおっしゃっていました。自分にとって理想的な会社、仕事を見つける、仕事を楽しいと思える環境を与えてもらうという受動的な姿勢ではなく、自分で楽しくするという能動的な姿勢が必要なのだと感じました。
04 おもしろいおとなとはどんな人ですか?
高野さんにとって面白い人とは、何かを究めた人だとおっしゃっていました。周りから変だといわれても、物事を突き詰めることが大切なのではないかと思いました。「変わっている人間しか変革はできない、名人しか名物・名所を作ることができない」という言葉がとても心に残りました。私は、全員が全員、大きなことを成し遂げることが出来るわけではないと思います。しかし、なにか一つの分野、一つのことで他の人には絶対負けない、誰よりも知っている自信があるというものを見つけることで、どんどん人間として面白くなっていくのではないかと思います。
05 取材を終えて
私は、今回の高野さんへのインタビューの中で様々なことを学ばせていただきました。その中でも、一番印象に残っているのは行動をすることの大切さです。多くの人が行動を起こすことの大切さは知っていると思います。しかし、それを実際に実践している人は少ないように感じます。自分で無理だと決めつけずに、小さな可能性にも挑戦することが大切なのだと感じました。また、モチベーションの保ち方について質問した際に、「沈んでいるときは、ベクトルが自分に向いている、そして自分以外の人のためにやる時に力が出てくる。」と言われ、とてもハッとしました。自分の好きなことを仕事にすることはもちろん大切ですが、その中で自分のためだけにやるのではなく人に喜んでもらえるように仕事することが大切だと思いました。
私は、この企画には二回目の参加となりましたが、どちらもとても貴重な体験となりました。お二方のインタビューを通して、人のために働くことや可能性を信じることの大切さなど共通することも多くありました。また、この企画に参加する前は自分のあこがれの人に直接お会いしてお話しできるとは夢にも思っていませんでした。しかし、実際に自分でアポを取ると、自分が思った以上にお二人とも依頼を快く受け入れていただきました。以前は、会うことなど絶対できない遠い存在だと思い込んでいましたが、電話をかける、メールをしてみるなど少しだけ踏み出してみれば、現実は大きく変わるのだと分かりました。お二方のインタビューだけでなく、このおとなインターンという企画、全体を通して、私は、私たちの持っている可能性の大きさや、その存在について気づくことが出来ました。このような貴重な経験が出来たことを感謝しています。
(グローバルビジネス学科3年次生 今村友香)
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