『おとなインターン』OIU学生齋藤渚有×株式会社vina de oro bodega 金田浩明さん

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イベント
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  1. なぜ、金田さんに会いたかったのか
  2. この仕事のやりがいとはなんですか?
  3. 楽しく働くために必要なことはなんですか?
  4. おもしろいおとなとはどんな人ですか?
  5. 取材を終えて

01 なぜ、金田さんに会いたかったのか

自分の挫折の経験と金田さんの今までの経験を照らし合わせて、似ている部分があり、これからの自分の生き方において学ぶことができると思ったから。

02 この仕事のやりがいとはなんですか?

いろいろな業界の人との出会いを通じて、成長できる環境や人に出会って自分が持っている固定観念を新しく塗り替えたり、新しい目標や夢を生み出して常に何かを追い求めるチャンスがあることです。

ワイン製造においては日本でまだまだ知られていないワインを日本に広めるという未開拓のところに足を踏み入れて1から製造した自分のワインを多くの人に飲んでもらうことができます。

自分が感じた思いや感情をワインの名前や味に込めてワインという商品で届けることが出来、ワインを売って今まで自分が見たことのない世界や環境に出会うことで、感性が磨かれることも金田さんにとってのやりがいのひとつです。

03 楽しく働くために必要なことはなんですか?

沢山の人に出会って感性を磨くことです。感性を磨くにはたくさんのことを感じなければなりません。たくさんのことを感じるため自ら行ったことのないところへ行き、そこで出会う人が発信するまだ自分の知らない感性に出会うことで自分の感性が磨かれます。自分1人では、やっていてつまらない事や小さなことがたくさんあるので、自分の作ったワインを多種多様な感性を持った人に飲んでもらい知ってもらえる機会をより多く作ることが必要です。その延長線上で出会った人との関わりやプライベートも充実させることがこれからも長く続けていくために大切なこととおっしゃっていました。

04 おもしろいおとなとはどんな人ですか?

感性が豊かでいろいろな考えを持って柔軟に対応できる人です。感性が豊かだと周りのたくさんの人が自分に興味を持って接してくれる上に「またこの人と会いたい」とか「この人に会わせたい」と思ってくれます。そういう大人はコミュニティーも広いですし一緒に居て楽しいと感じます。金田さんはワインを作るという小さなコミュニティーだけにいても楽しくはないとおっしゃっていました。そればかりの知識で頭でっかちになってもそこにいるだけで満足してしまうので感性を磨いたり、自分の特徴を出していくためにたくさんの人に出会う環境と気持ちを持つことが大事です。その人独特の人を魅了する何かがあって誰にも真似出来ない大人はもっと知りたくなるし一緒にいてたくさん学ぶ部分があると思います。

05 取材を終えて

私が金田さんにお会いしたいと考えた理由は自分の決断力の甘さで夢や目標を1つに定められないので金田さんがワイン造りをしようと考えたときの決断やそのときのエピソードをお聞きしたいと考えたからです。しかし、金田さんは今の時期に夢や目標を1つに絞らなくてよいという考えをおっしゃっていました。こうなりたいという大まかで1番叶えたい夢は持っていてもいいと思うけれど、それまでの過程として今確実にこれをしたいやこうなりたいという1つだけに決断をしなくてもよいということでした。

1つに絞ってそれを叶えるための努力をしていくことが可能とは限らないし、むしろ教養や感性を多く持つために色々な部分に視野を広げたほうが良いということでした。それを聞いて、私は1つに決めません。決めきれません。多くのことにチャレンジするためにより多く目標を持ち、達成に達成を重ねることで貪欲に高みを目指せると思えました。

そのためには”プロ”にならなければなりません。プロは24時間365日そのことを考えなければならないです。サッカー選手になるために高校生やプロに近い人はずっとそのことを考えて行動しているというお話を聞いて危機感しか生まれませんでした。こんな甘ったるい生活している自分が夢を語って情けなく感じました。でも本当に目指している夢なら周囲の人に言ったほうが良いとおっしゃっていました。言霊という言葉があり、その通りだと思います。金田さんもSNS、ブログ等に夢や目標を書いています。それも絶対に周囲には理解しがたいことなんかも書いているということでした。自分の夢も目標も考えも本当のことは自分しかわからないし、他人には理解してもらえないと思います。私は、今まで発信したり、周りにどう思われているか考えすぎてビビッていた自分とサヨナラするために、今回の取材ムービーが出来上がったら、自分が発信できる限り、たくさんの人に発信して今までの小心者の自分とお別れしたいと思いました。

親への感謝の伝え方は、金銭的な恩返しはもちろんのことですが、その前に今自分が幸せに自立して暮らすことが必須だと伺いました。金銭面をどうにかすればと思っていた自分が情けないです。友達への感謝も周囲への感謝も言葉だけでは伝わらないので、それなりの行動も伴って行わなければなりません。そこで私は、1つの行動として自分が人を不幸にしないという考えに行きつきました。私が周りの人を幸せにするとは言えませんが、人を不幸にしてしまうことは絶対にあってはならないと思いました。仕事をする立場になっても人を不幸にする仕事はないと思います。その点では自分がいま大切にすべきことと楽しく仕事をするということに何か共通するものがあると考えます。今後、共通するものが何かということを探していきたいです。

今回の取材でも金田さんをはじめ、大学の関係者の方、撮影スタッフの方々など、たくさんの方にご協力いただき無事終えることができました。本当にありがとうございました。わたしはこの機会を就活のためだけにというよりも、自分の人生においてすごく大事な貴重な時間だったと考えています。これから仕事をしていくうえで、プロになるためにはまだまだ経験値が足りませんが、もしくじけそうなときや折れそうなときに必ず金田さんからの言葉を思い出し、前に進んでいきたいと思います。

(経営学科 2年次生 齋藤 渚有)

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